東関東馬事高等学院

FARM CAREER

競走馬の牧場を目指す方へ

サラブレッドが生まれ、育ち、競馬場へ向かうまで。そのすべてが牧場の仕事です。バジガクは現役競走馬を教材に、高校3年間で「牧場で通用する実務」を身につけます。

WHAT IS A FARM JOB

競馬の主役をつくるのは、
牧場で働く人たちです。

ターフを走る1頭の競走馬の背後には、その馬を産ませ、育て、送り出してきた牧場の人たちがいます。生産牧場での出産と馴致、育成牧場での騎乗調教、外厩での休養とリハビリ——競走馬の一生のほとんどは、実は牧場で過ごされています。派手さはなくても、競馬というスポーツの土台をつくる仕事です。

POINT 1

高校3年間が、そのまま実務経験になる

本校は約120頭の馬を管理し、そのうち冠名「バジガク」の現役競走馬を自校で保有しています。牧場と同じ業務を高校生のうちから毎日繰り返せる環境は、全国的にも例がありません。

POINT 2

現場を知ってから、就職先を決められる

在学中に3か所以上の牧場・競馬関連施設で実地研修を経験します。求人票を見て決めるのではなく、実際に働いてみた実感で進路を選べるのが本校の進路指導です。

※インターンシップ先・実施時期は、年度や一人ひとりの習熟度により変わる場合があります。

担当する競走馬と過ごす生徒たち
担当馬の飼養管理に取り組む生徒

THREE FIELDS

ひとくちに「牧場」と言っても、仕事は3つに分かれます

どの現場を目指すかで、身につけるべき技術も生活のリズムも変わります。バジガクではこの3つすべてに触れたうえで、自分の進む道を選んでいきます。

放牧地で過ごす繁殖牝馬と当歳馬01

BREEDING

生産牧場

サラブレッドの命が生まれる現場

繁殖牝馬の管理から出産、当歳・1歳馬の育成まで。夜通しの分娩当番、母子の観察、放牧地での馴致——「競走馬になる前の馬」と向き合う仕事です。セリに向けた馬づくりも大切な役目になります。

育成牧場での騎乗調教02

TRAINING

育成牧場

競走馬としての土台をつくる現場

1歳の秋から2歳にかけて、馬に人を乗せることを教え、走るための身体をつくっていきます。騎乗による調教が仕事の中心。ここで育てた馬が、やがて競馬場のゲートに入っていきます。

休養馬の管理に取り組む生徒03

REST & AFTERCARE

外厩・休養牧場

競走馬を送り出し、迎え入れる現場

レースを終えた馬の休養、故障明けのリハビリ、トレセンへ送り出す前の仕上げ。近年その役割は年々大きくなっており、馬の状態を読み取る観察力が何より求められる分野です。

SUPPORT

牧場就職に向けた、6つのサポート

牧場が新人に求めるのは、馬を扱える手と、毎日を続けられる体力、そして自分で考える力です。バジガクは高校生活そのものを、その訓練として組み立てています。

01

現役競走馬

冠名「バジガク」の競走馬が教材

本校は地方競馬の馬主免許を持ち、冠名「バジガク」の現役競走馬を自校で管理しています。写真や動画ではなく、実際にレースへ出走する馬を相手に、牧場と同じ管理業務を毎日積み重ねられます。

02

担当馬制度

1頭を任される、という経験

入学すると一人ひとりに担当馬がつきます。飼料を考え、馬体を確認し、運動をつける。「言われたことをやる」から「自分で考えて判断する」へ。牧場が求めるのは、まさにこの力です。

03

インターンシップ

北海道をはじめ、全国の牧場へ

2年次以降、競走馬実践カリキュラムを修了した生徒から全国の牧場での実地研修が始まります。生産・育成・外厩と、性格の異なる現場を在学中に複数経験し、自分に合う仕事を確かめられます。

04

求人ネットワーク

全国350件超の馬関連求人

平成21年の設立以来積み重ねてきた馬業界とのつながりが、そのまま進路の選択肢になります。「牧場で働きたい」という希望に対して、地域・規模・仕事内容まで含めて一緒に選んでいけます。

05

座学

馬体・飼料・繁殖を体系的に

馬の身体のつくり、飼料の栄養設計、病気やクセ、繁殖のサイクル。現場で「なぜそうするのか」を説明できる知識を、高校の履修科目として体系的に学びます。レポートは単位認定の対象です。

06

資格

在学中に取得できる関連資格

乗馬ライセンス(全国乗馬倶楽部振興協会)、騎乗者資格(日本馬術連盟)に加え、馬の売買に必要な家畜商免許も在学中に取得可能。高卒資格・関連資格・実務経験を携えて現場に出られます。

牧場で身につけた管理能力と騎乗技術は、そのままJRA厩務員試験や地方競馬の厩務員を目指すうえでも活きる力です。牧場に就職してから厩務員を目指す卒業生も少なくありません。

THREE MANAGEMENTS

毎日繰り返す、3つの管理飼養管理・馬匹管理・騎乗運動管理。

牧場の仕事は、この3つの管理の積み重ねでできています。バジガクではこれを座学ではなく、担当馬を相手にした毎日の実践として学びます。

01

FEEDING

飼養管理

その馬に必要な一日を、自分で組み立てる

担当馬の体重・体調・運動量から、必要な飼料と量を毎日考えます。牧草・配合飼料・サプリメントの組み合わせを記録し、変化を追う。牧場の朝がここから始まることを、身体で覚えていきます。

02

HORSE CARE

馬匹管理

小さな異変に、いちばん早く気づく人になる

馬体の触診、脚元のチェック、蹄の手入れ、装蹄師や獣医との連携。牧場でもっとも頼りにされるのは「昨日と違う」に気づける人です。毎日同じ馬を見続けることでしか身につかない目を養います。

03

EXERCISE

騎乗運動管理

基本馬術から、競走馬のモンキー騎乗まで

習熟度に応じて1日1回から多い日には3〜4回の騎乗機会。基本馬術で正しい姿勢とバランスを固め、そのうえで競走馬を扱うためのモンキー騎乗へ。育成牧場で通用する騎乗技術を3年かけて磨きます。

馬場で騎乗訓練に励む生徒たち

習熟度に応じて1日1回から多い日には3〜4回。騎乗機会の多さが、そのまま牧場での実践力につながります。

ROADMAP

牧場就職までのロードマップ

乗馬未経験の入学から、牧場への就職まで。3年間で積み上げる5つのステップをご紹介します。

01

STEP 01|1年次・4月〜|入学

未経験から、馬と暮らす毎日へ

入学生の多くは乗馬未経験。まずはおとなしい馬とのパートナーシップづくりから始め、担当馬のお世話と基礎乗馬を通じて、馬を扱う基本を身につけます。

02

STEP 02|1年次後半〜2年次|基礎

馬を「管理する」側の視点を持つ

飼料設計、馬体の見方、病気とケガ、繁殖のサイクル。講義で知識を固めながら、担当馬の管理を毎日実践。乗馬の応用技術とあわせて、牧場で働くための土台を築きます。

03

STEP 03|2年次・10月〜|コース選択

競走馬厩務員コースを選択

2年次9月頃の進路指導を経て、10月以降に競走馬厩務員コースへ。冠名「バジガク」の現役競走馬を担当し、飼養・馬匹・騎乗運動の3つの管理を実践で積み重ねます。

04

STEP 04|2〜3年次|インターン

北海道・全国の牧場で働いてみる

生産牧場、育成牧場、トレセン近郊の外厩。在学中に3か所以上の現場を経験し、一部は有償での実習になります。「働くことを学び、学びながら働く」時間です。

05

STEP 05|3年次・10月〜|就職活動

現場との相性を確かめて、決める

2週間程度の職場体験を通じて、就職先とのマッチングを図ります。求人票の条件だけでなく、実際に働いてみた実感で選べるのが本校の進路指導です。

※スケジュールは年度や一人ひとりの習熟度により変わる場合があります。

牧場での職場研修を終えた生徒たち

INTERNSHIP

豊富なインターンシップ

現場を知るから、自分に合った牧場が見えてくる。

2年次以降、競走馬実践カリキュラムを修了した生徒から、全国の牧場で実地研修を開始します。研修先は、バジガクが持つ全国の馬関連ネットワークから、一人ひとりの目標に合わせて選択。一部は有償での実習となっており、「働くことを学び、学びながら働く」経験を積めるのも特長です。

0か所以上

在学中に経験する牧場・競馬関連施設

北海道〜全国

希望する進路に合わせた実地研修

※上記は、株式会社馬事学院全体(東関東馬事高等学院・東関東馬事専門学院)の実績を掲載しています。

RESULTS

牧場への就職実績

0頭

本校で管理する馬匹の数

0件超

馬関連の求人ネットワーク

0施設

本校の職場実習連携施設

0%

未経験・初心者の入学率

※令和3年以降実績

EMPLOYERS

主な牧場就職先

卒業生は、全国の生産牧場・育成牧場・外厩へと進んでいます。以下はその一部です。

ノーザンファーム
社台ファーム
ビッグレッドファーム
大山ヒルズ
追分ファーム
坂東牧場
白井牧場
宇治田原優駿ステーブル
グリーンウッドパーク

※上記は、株式会社馬事学院全体(東関東馬事高等学院・東関東馬事専門学院)の実績を掲載しています。ほかにも各地の乗馬クラブ・観光牧場・養老牧場などへの就職実績があります。

FAQ

牧場志望の方から、よくあるご質問

未経験からの挑戦、生産と育成の違い、インターンシップのこと。牧場を目指す方から特に多くいただくご質問にお答えします。

A

できます。バジガクの入学生の6〜7割は乗馬未経験・初心者からのスタートです。牧場が新人に求めるのは、いきなりの騎乗技術よりも「馬を怖がらずに扱えること」「毎日の作業を丁寧に続けられること」。本校では1年次に基礎乗馬と担当馬のお世話でその土台をつくり、2年次以降に現役競走馬の管理へ進みます。高校3年間で実務経験を積んだうえで現場に出られるのは、大きな強みになります。

A

はい。生産・育成の現場では多くの女性スタッフが活躍しており、本校の卒業生にも牧場で働く女子がいます。とくに育成牧場の騎乗調教は体重が軽いほうが有利な面もあり、性別が壁になる仕事ではありません。寮は男女別棟・全室個室で、実習先の受け入れ体制についても学校が事前に確認したうえで送り出しています。

A

在学中に両方を経験してから決められます。生産は繁殖・分娩・当歳馬の管理が中心で、育成は騎乗調教が中心。求められる適性も生活のリズムも異なります。本校では2年次以降のインターンシップで性格の異なる現場を複数まわり、「自分がどちらの仕事にやりがいを感じるか」を確かめたうえで進路を選びます。入学時に決めておく必要はまったくありません。

A

あります。授業の一環として、一定の条件を満たした生徒は在学中に外部での合宿や、育成牧場・乗馬クラブなどでの職場実習に出向けます。一部は有償での実習となっており、「働くことを学び、学びながら働く」経験を積めるのも特長です。特に高校3年生の10月以降は進路選択の大切な時期で、2週間程度の職場体験を通じて、就職先とのマッチングを図っていきます。

A

入学時点で選ぶ必要はありません。騎手受験希望者以外は、まず「一般高校乗馬コース」で乗馬の基本から応用、障害飛越までを習得します。そのうえで2年生の9月頃を目安に、10月以降の方向(乗馬方面か競走馬方面か)を選択。それまでの騎乗経験を踏まえて、一人ひとりに進路指導を行っていきます。

A

JRA騎手・地方競馬騎手・JRA厩務員・地方競馬厩務員のほか、ノーザンファーム・社台ファーム・ビッグレッドファーム・大山ヒルズ・追分ファーム・坂東牧場・白井牧場・宇治田原優駿ステーブル・グリーンウッドパークをはじめとする全国の牧場、各地の乗馬クラブ・観光牧場・養老牧場・引退馬を扱う牧場などへの就職実績があります。装蹄師や馬の輸送、個人事業に挑戦する卒業生も。さらに馬術大会の実績を生かし、日本大学・専修大学・福井工業大学・東京農業大学などへの進学実績もあります。